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「2017年10月の音訳定例会」がありました♪

10月24日(火) 午後1時30分~4時まで
センターと奉仕会共催での特別定例会が開催されました。
今回は、「デイジーみやぎ」さんも参加。
60人以上となり、3人掛けでも後ろの方は一杯でした。

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〈10月の定例会の主な内容〉
  1.センターからのお知らせ
   ・表彰や相談、原本リクエストの依頼など
   ・「感謝の集い」 11月17日(金) 10時から12時
   ・11月の音訳定例会…指導者講習会の報告/校正者から他
      11月28日(火) 13時30分から15時(20日から変更)

  2.奉仕会から  挨拶

  3.内容   「小林妙子先生をお迎えして」
    講師   小林妙子先生
          デイジー枚方(ひらかた)理事長
          全視情協録音委員会委員長
          (全視情協=特定非営利活動法人 全国視覚障害者情報提供施設協会)
    タイトル 「聞いて理解できる録音図書を」
           1.利用者のための資料製作
           2.リスナーからのご意見について

  などを講演して頂きました。
小林先生、大阪からお出でいただきありがとうございました。
サピエでの事も伺い、参加者一同、気合をいれなおし、
「ストレスを与えない音訳図書」作りに邁進していく事と思います♪




利用者さんが『ストレスなく聞ける読み』 つまり、
切れ切れになったり、感情移入し過ぎであったりとか
読み癖があったり、棒読みで早すぎるとか、
夜に聞くのが怖くなるような、ずーっと暗いトーンとか
「初見?」というような詰まったり、切れ目が変だったりとか、
部分的に急に音量が大小して困ったりという読みを
先生ご自身が実演!
これには参加者一同から、「分かりやすいし、凄い!」と感嘆の声が!!

経年劣化(?)で発声・発音が不明瞭になると…にも触れられたり、
「間」の重要性など、いろいろ大事な点を教えて頂きました。

墨字の文字情報を、声だけで正しく伝えることは大変ですが、
サピエの方にも直接情報(苦情)が届くそう。

さわりを聞いただけで聴くのをやめられないよう、
いかに聴きやすい本をスピーディーに届けるか

先生のお話に、「あぁ、私のことじゃないわ!」と安心したあなた!
あなた自身が気付いていないだけなのかもしれません。
もしかすると要注意!かも。

反対に、「私の事だわ!」と思ったあなた!
あそこもここも…と気にしすぎかも。
第一、判っていれば、あとはそこを注意すれば良くなるだけ!
 (判ってはいても、そうそう簡単には…?そうですよねぇ~
  なかなか難しいですよねぇホント…)

どちらのタイプも今回の小林先生のお話を活かし
より「聞きやすい音訳図書」を作っていきましょう♪
小林先生、本当にありがとうございました!

そうそう、質問タイムで
「関西弁」の読みはどうすればという質問に先生の答えは
各地方の方言のような地域アクセントはそれぞれ大事にすべき。
日本語バイリンガルでOKだが
サピエにあげ全国で利用される本などは共通語アクセントが望ましい。
関西弁もそんなにこだわり過ぎないほうが…とのことでした。


 今回この報告を書く際に協力してくださった山本さん、
 お陰様で何とか纏めることができました。
 ありがとうございました。♡  (終わり)


「2017年10月の音訳定例会」がありました♪_b0198795_1317499.jpg

by miyagirh | 2017-10-28 13:01 | 定例会・研修会・スキルup講座 | Comments(0)  

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